中古車選びで失敗?

中古車の見分け方

中古車選びで失敗?後悔した事例とその防止方法について

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中古車といえども車の購入は大きな買い物になります。そのため、トラブルが起きないように慎重に選ぶことが重要ですが、それでも失敗したり後悔したりすることがあります。中古車の購入で失敗してしまったという事例にはどのようなものがあるのでしょうか。いくつかの事例を紹介しつつ、その防止方法を解説します。

高速走行が不安定

中古車を購入する前の試乗は、通常、販売店周辺の一般道で実施されます。よって、高速道路での高速走行時の挙動については確認できない場合が多いでしょう。

しかしながら、俗に「走りや」を連想させるような車種については、旧オーナーがどのような扱いをしていたのか気になるところです。
仮に、かなり酷使していた場合の高速安定性には注意が必要です。

購入後に、高速道路で遠出したときに「高速道路でフラフラした」ってのは、よく耳にする話です。車種によっては、慎重な判断が必要です。

異音がする

走行中に発生する異音などは、試乗しない限り絶対に確認できません。また、異音については気になるか気にならないかは、ドライバーによって異なります。したがって、話を鵜呑みにするのは禁物です。

特に、静粛性を売りにするアッパーミドル系の車両については、一定距離を丁寧に試乗して確認することが大切です。重要なのは、運転する自分の耳で聞いて、その音の質を見極めることです。

また、電気系統の異音も稀に発生することがあるので、試乗の際は、エアコン、オーディオ、その他についても必ず「ON」にして、稼働状況を確認しましょう。

すぐに故障する

中古車で最も多い失敗談は購入後、すぐに故障したというものです。もちろん車も機械なので故障することは仕方がありません。しかし、購入してすぐに故障したとなると腹も立ちます。

こうした事例は激安の中古車に多く見られます。基本的に中古車の契約には、購入後の修理保証などは含まれていません。そのため、とても安い車を購入する際には十分注意が必要です。価格が安いことにはそれなりの理由があるわけですが、調子が悪いことがわかっていながらそれを隠して車を売るのは悪質です。

信頼できるディーラーであれば、見積もりの段階から車の程度をはっきりと説明してくれますし、納車前の最終的な点検や納車後の故障への対応などもきちんとしています。しかし、そのような細かな対応をしていない、現状での渡しが基本となっているディーラーで中古車を購入する際にはしっかりと車の状態や納車後の保障について話し合っておくと良いでしょう。

まれにですが、言い訳をしてきて責任逃れをするとか、調子が悪いことを隠して販売するというような悪質なディーラーもあります。見極めることは難しいですが、やはり激安価格の中古車には注意が必要です。

購入後に事故車だと判明した

「修復歴なし」という中古車を購入したのに、後で修理箇所が見つかったという失敗談も多くあります。修復歴を偽ることは法律上禁止されています。そのため、よほど悪質なディーラーでない限り、修復歴をごまかして販売するようなことはありません。

では、なぜ「修復歴なし」という中古車に修理した跡があるのでしょうか。それは修復歴という言葉に理由があります。修復歴という言葉は、車のフレームが損傷・修復した際に用いる言葉です。そのため、事故を起こして修理をした車でも、フレームの修理をしていない場合は「修復歴なし」となってしまいます。

例えば、追突事故を起こした車で、バンパーは交換したけれどもボディやフレームは特に修理の必要が無かった場合には「事故歴あり」の「修復歴なし」ということになります。

この場合もきちんとしたディーラーであれば車の程度を第三者が鑑定した証明書が付いていることがあります。もし気に入った車があったのならば、鑑定した証明書があるかどうかを営業の人に聞いてみると良いかもしれません。車の状態の良し悪しは事故歴や修復歴だけではないので、全ての状態を総合的に判断することが大切です。

販売店との行き違い

これは中古車を購入した後、購入前に販売店が約束したことと話が食い違ってしまうトラブルです。特に多いのは、ボディの傷などの補修を無料で行うと言っていたのに後になってできないと言われたとか、納車された際に契約書の内容や車検証の内容が説明されていたものと違う、といったトラブルです。

初めから嘘をつくような悪質なケースを除き、こうしたトラブルは言った言わないという勘違いが原因で起こることが多いです。そのため、対応してくれたのがとても親切で丁寧な営業マンだとしても、口約束を信頼しないように注意しましょう。

そのため、修理などの約束はきちんと書面でしておくことが大切です。信用していない疑い深い人だと思われると嫌だなと感じますが、不必要なトラブルを避けたいこと、今後も長くお付き合いしたということをきちんと伝えれば問題ないでしょう。

また、契約書の内容や車検証の内容が説明と違っている、というトラブルを避けるためには、面倒くさがらずに関係するすべての書類をきちんと読んで理解しておくことが大切です。

実際の状態を確認しなかった

最近はネット通販で中古車を購入する人も増えています。中には、とても遠い地域の販売店の車をネットで購入するというケースもあります。そのようなネット通販で多い失敗が、実際の車が思っていたものよりもひどい状態だった、というものです。

こうした失敗を避けるためには、やはり実車を目で見て、かつ試乗して確認するしかありません。可能な限り、実際に販売店まで赴いて、細かい点まで確認するならば後悔するようなことを避けることができます。

かなり遠い所に販売店がある場合には実際に行くことができないこともあるでしょう。そのような場合には詳細な写真や鑑定証明書などのコピーを送付してもらうように販売店に依頼することができます。しかし、実際に見てみないとボディの傷やへこみはわからないので、ネット通販で購入する時はある程度は妥協しなければならないと考えておくと良いでしょう。

まとめ

中古車選びで失敗しないためには、あまりにも安い場合には注意が必要なこと、重要なことは書式にしておくこと、一定の安易で妥協すること、で不必要なトラブルを避けることができます。
細かいことが気になるのであれば、新車の購入を考えるできでしょう。

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